『ポケットは80年代がいっぱい』香山リカ著を読む
80年代が、そのまま20代であった、
著者の80年代が語られる。
おもしろい。
同じ新人類世代である私は、
どうも、こういう話に弱い。
楽しめてしまう。
しかし、著者は80年代への否定的な感覚があるということを
どこかで読んで期待していたのだが、
松岡氏への思いなどから、
その一端は、かいま見られるものの、
その感覚が薄いような気がする。
私のほうが、もっと否定的な感覚が強い。
著者は、まだ80年代が色濃く残っている、
という読書感がある。
それは、この本全編にあふれている、
自分がそこにいる意味があいまいという感覚が
その理由である。
例えば、80年代に生まれた、
マザーハウスの山口絵里子氏のような強固な意思は、
この本の中には一切ない。
そう、80年代感覚において欠けているもの、
それは強固な意思である。
学会というところは、
そういう80年代感覚で生きていても、
大丈夫な場所なのだろうか、と思ってしまう。
あと、細かいところだが、
ボーイフレンドや彼氏や恋人は、
なぜ、みんなボーイフレンドなのだろう?
★5つ ★★★★★
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