『大前研一戦略論−戦略コンセプトの原点』大前研一著を読む
著者が主に1980〜90年代に
海外ビジネス誌に戦略について寄稿したものを、
改めて日本語訳したもの。
内容は、
競争は戦略ではない、
戦略計画と先見性、
事業戦略の本質、
ボーダレス・ワールドの経営、
トライアド戦略、
グローバル・アライアンス戦略、
会社第一主義と「ドゥ・モア・ベター」、
事業文化ユニットの構築、
リージョン・ステート・システムの経済学、
日本からの手紙、
ウォールストリート・ジャ−ナル[ザ・ベストコラム]。
基本的なことは今でも参考になると思うし、
書いた時点では、先見性や洞察性はあるような気がするが、
この時代はどうだったかと、読んでいて考えたくなる。
英語→日本語訳というプロセスのためだと思うが、
いつもの著者のあの言葉の強さや勢いが少し足りないようだ。
★3つ ★★★☆☆
ツイート |
『生物と無生物のあいだ』福岡伸一著を読む >>
29 queries. 0.025 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress