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2008年5月28日(水曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える90−なぜ、学校の先生は、生徒をほめないのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時31分15秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、学校の先生は、生徒をほめないのか?

ほめることの意味、効果をわかっていないのである。

<見方>
どうも、私は学校の先生との相性が悪い。これは、もともとは、優秀でもない私の側に問題があるからなのだろう。今でも、プロジェクトなどで大学の先生と一緒になることもあるが、どうもダメである。理想論を言うのはよいのだが、現実感がないことが多い。先日も、ある大学からあるプロジェクトの企画業務の依頼があったが、見積り調整の段階で、具体的なところでうまくかみ合わない。

そんな、幼稚園から大学に至るまでの学校生活と社会人生活の中で、大好きだった先生が1人だけいる。もう35年以上前になるのだが、高崎市立城東小学校の小学4年生のときの担任であった北原先生である。

北原先生は、赴任して、私のクラスを1年だけ担任して、1年後には養護学校に行かれてしまった。5年生になるとき、北原先生が行かれてしまうと聞いたとき、どんなに悲しかったことか。今でも、赴任されることを体育館で聞いた時、1人で密かに泣いてしまったことが思い出される。

北原先生がすごかったのは、優秀でもない私のよいところを見つけ、ほめてくれたことにある。通知表に「算数の授業では、水を得た魚のごとく」と書いていた言葉は、今でも私の心に残る。こんなことを言ってくれた先生は、後にも先にもいない。

私は、先生の役目は1つでいいと思っている。生徒の得意なところを見つけ、それをほめてやることである。それだけで、人は生きていく力を得ることができる。それだけあれば、学校に行く意義がある。優秀な生徒ではなく、そうでない生徒にこそ、それをやる価値がある。授業をして、知識や考え方を教えることは、二義的でいいと思うのである。

そして、この考え方は、教育だけの問題ではない。企画においても、よいところを見つけ、それをどう育てたり、伝えたりということを考えることが大切である。よいところを伸ばすことで、ユーザーメリットが生まれ、競争力がつき、よりよいものになる。

それにしても、なぜ、先生は生徒をほめないのか? 何を目的として、先生をやっているのか? 不思議で仕方がない。きっと、ほめられたことがない人が、先生をやっているのである。


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