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2008年4月23日(水曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える84−なぜ、恐ろしい人になるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時51分11秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、恐ろしい人になるのか?

他人が知ることができない部分を持っているからである。

<見方>
具体的な名前は出さないが、世の中には、有名ではなくても、とても迫力がある人がいる。迫力がある人というより、恐ろしい人というほうがふさわしい。それは、もちろん、単に顔が恐い人とは違う。

恐さとは、受け手の感覚の問題だから、恐さを感じる人もいれば、感じない人もいる。また、感じるとしても、一見してそう感じるときもあれば、一言聞いてそう思うこともあれば、しばらく付き合うことでそういうふうに否応なく捉えてしまうこともある。

私が不思議に思うのは、なぜ、こういう人たちは、恐さを身につけることができたのかである。その人のどこかの時期に、どこかの場所で、何かの原因があって、何かが生まれたとしか考えようがない。

例えば、孫正義氏の伝記などを読むと、子どものときに石を投げられてぶつけられたという話がある。そのことは、本の中では、孫氏の子供時代の1つの話として書かれているだけだが、孫氏にとって何かとてつもない大きな、そしてあれほど強大な意思をもつきっかけになった出来事なのではないかという可能性もある。

しかし、そういうきっかけを追求する手段を、受け手の側はたいていは持つことができない。単純に言えば、恐い人に対して、聞くことができない。

恐い人というのは、恐さを自分で演出している人の場合もある。人は程度の違いこそあれ、自己顕示をしなければならないが、それを過度に行えば、それは恐さになる。また、リーダーを目指す人や、リーダーであるならば、そういう資質が要求される。

結局、恐さというのは、無知ということと関係している。その人や何かを知ることができない、わかることができないから、恐い。どうして、そこまでできるのか、どうしてそういう発想ができるのかがわからないから、恐い。人に対して恐さを身に付けたいならば、他人から見て、自分の中にはかりしれない部分を作り出すことである。


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