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2008年4月21日(月曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える82−なぜ、白物家電は高いのに売れるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時48分55秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、白物家電は高いのに売れるのか?

高度なニーズに対応しているからである。

<見方>
炊飯器や洗濯機など、いわゆる白物家電の世界で、高いものが売れているようである。高いものが売れているというより、正当な高い理由をもつものが売れているというほうが正解のようだ。

5万円以上する炊飯器は、炊きあがりが違う、保温してもまずくならない、というおいしさの最高峰を目指す。20万円もするドラム型の洗濯機は、洗濯から乾燥までの機能においてプロ仕様のものになっている。花粉症の人などは、衣料から完璧に花粉を取り除いてくれる完璧な性能を求めるだろう。今まで、こんな高価な白物家電は、なかった。

生活者のニーズは高度化している。細かい部分へのこだわりがある。どうせ買うならとことん満足したい。5年も、10年も毎日使うのだから、そのぐらいは安いものだという判断も働く。そして、このぐらいお金を出せば、どのくらいすごいものだろうか、というすごさへの期待もある。そこには、自分の知らない世界があるのではないか?

本来、高価格商品は、欲しいというウオンツ商品が多い。高級車であれ、ブランド品であれ。しかし、白物家電における高価格商品は、ウオンツという欲求ではなく、高度なニーズという必要性に対応している。

ある商品における、高度なニーズとは何かを考える。そして、それを商品に適応させると、機能面や使い方においてどう変わるのか? 生活の基本的なところで行っているビジネスにおいて、参考にできそうである。


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