正しい日本語の使い方には
もともと自信などないが、
それでもそんな言い回しをしていると、
読者から日本語能力を疑われて
まずいかなとは思いつつ、
やはり、最終的には
こういう言い回しをしてしまう。
こういった言い回しが私は好きなのである。
と、思ってはいたが、
ブログのコメントにポツリと
「日本語の勉強をされたほうがいいですよ」
とコメントをいただいた。
あ、やっぱり指摘されてしまった、
と思ったものの、
どんな人が残したのか興味があったが、
サイトもメアドも記入していない。
ログを調べると、
ある大学のドメインからきている。
大学関係者だろうか?
それとも、大学生だろうか?
それはともかく、このコメントは、
コミュニケーションに関して、
何か大切なことが抜け落ちている。
それを考えてみよう。
「日本語の勉強をされたほうがいいですよ」
と投稿されたコメントは、
どこがどのように間違っているかも指摘することもない。
これでは、投稿されたほうは、
どんな言葉も返しようもない。
どこが間違っているかもわからない。
つまり、
私とコミュニケーションしようというものでもないし、
親切心でもない、ただのスパムコメントなのである。
ブログのコメントは、
コミュニケーションするための機能である。
そして、コミュニケーションとは、
説明しようとする意識と言葉が必要である。
つまり、相手にわかるように
きちんと説明することがコミュニケーションである。
この人は「日本語の勉強」うんぬんの前に、
コミュニケーションとして言葉を考えないといけない。
言葉の正しさが求められるとしたら、
きちんとコミュニケーションする中でこそ、
それは求められるものであろう。
だから、私の文章のどこがわかりずらい、
ここをこう直すべきときちんと指摘すべきなのである。
それにしても、
どうしてこういう行動を取ることができるのだろうか?
思ったことを感情的に思いつくまま
何も考えないでふっと書き捨てている言葉なのだろう。
インターネットだから、
こうやって無責任な言葉を投げ捨てられるのだろう。
もっと、日本語の正しさ以前に、
言葉を大切にしないといけない。
あと、匿名性があるとはいえ、
やはり、それなりのネットマナーは求められる。
ネットで平然とやってしまうことを、
リアル社会でもやってしまうことにならないだろうか。
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