企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える93−なぜ、三浦雄一郎氏は、山に登るのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、三浦雄一郎氏は、山に登るのか?
それが、自分のやるべきこと、やりたいことだからである。
<見方>
冒険家の三浦雄一郎氏が、最高齢登頂記録更新こそ逃したものの、エベレスト登頂に成功した。「低酸素・低気圧・強風・低温度の超高所では75歳の体力年齢が倍の150歳近くになる」という話もある。
登頂後のインタビューでは「涙が出るほど厳しくて、つらくて、うれしい」と、語られていた。周囲の人たちは、もう止めるように進言していたようだが、本人はこれなしの人生などありえないということを言っていたらしい。
作曲家のヴェルディは、80歳になってオペラの大作『フォルスタッフ』を作った。そのときに「完全を求めて、いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」と言ったという。
隆慶一郎の小説『吉原御免状』に出てくる吉原の用心棒で、90歳の剣の達人、幻斉老人は、死の場所として床を選ばず、大男にして剛の剣をふるう荒木又右衛門との決闘の場を、その場所に選ぶ。
白土三平のマンガ『カムイ外伝』15巻に出てくる、川漁の名人で、コイの抱き取りやマスの掛け捕りの技をもつ老人の清次は、死ぬまで漁を続け、その技をカムイに伝え、死んでいく。
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2008年5月30日(金曜日)
企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える92−なぜ、お客様は神様なのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、お客様は神様なのか?
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2008年5月29日(木曜日)
企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える91−なぜ、クリエイティブタイプの社長より営業タイプの社長のほうが成功するのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、クリエイティブタイプの社長より営業タイプの社長のほうが成功するのか?
下にいる人間が仕事をしやすいからである。
<見方>
私に近い業界の会社は、社長タイプで大きくわけると、クリエイティブ系の社長か、営業系の社長かのどちらかにわかれる。総務、経理系の社長もいるが、数えるほどしかないので無視してもよい。
で、どちらが成功しやすいかという結論を言ってしまうと、断然、営業系の社長の会社である。これから、転職、就職しようとする人なら、どういう会社なのかを見極めるのに、この部分は、極めて重要になると思う。
なぜ、営業系の社長の会社が成功しやすくて、クリエイティブ系の社長の会社が成功しづらいのか?
営業系の社長は、提案するクリエイティブに、クリエイターほどこだわらないからである。だから、下につくクリエイターはやりやすい。自分のやりたいようにできる。それを、社長が営業力で売ってくれる。それが自信になる。プレゼン時に多少内容が悪くても、営業力で売ってくれれば、仕事を実行する中で、よりよいものに変えていける。そして、次の仕事へとすばやく移っていく。こうやって、仕事が拡大し、人が増えていく。
一方で、クリエイティブ系の社長は、細かくこだわる。下につく人間には、自分と同じようなレベルを求める。そして、自分が納得できるまで、下につく人間にやらせる。下につく人間は、自分の感覚と合っているうちはいいが、合わなくなってくると、言われたことしかやらなくなる。そうこうしているので、なかなかプレゼンできない。いつまでも、同じ仕事をやっている。次の仕事に、手が付けられない。やる気もなくなってくる。
クリエイティブ系の社長の会社がすべて成功しないわけではない。抜きんでたクリエイティブ力によって、成功している会社もある。そこには、抜きんでた社長個人のクリエイティブ力か、社員全員を合わせた場合の抜きんでたクリエイティブ力があったりする。ただ、このクリエイティブ力を、会社として維持していく力がいる。このレベルを維持することの難易度は高い。しかし、こういう会社は、きちんと考え、技術を身につけるというこだわりはあるので、こういうところに入って、自分の能力を鍛えてもらうという考え方はある。
営業系の会社の悪い所にも、少し言及しておくと、人がほったらかしになるということである。自分の実力でのしあがったきた社長は、自分で考え、自分で動き、自分で成果を上げることを求める人が多い。ただ、そこまでできる人は少ないのである。あと、売ってくる営業が一番偉いという、クリエイティブを軽視する傾向の人も多い。
どちらがよいかは、個人の資質の問題もあるが、会社として成功しやすいのは、営業タイプの会社のほうだと、私の回りの会社を見ていて思う。余談だが、個人的にビジネスを行うとしたら、営業系よりクリエイティブ系のほうが成功しやすいと思う。
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