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オープンプライス
オープンプライスとは、商品の流通において、販売する側が価格を決める制度のこと。
オープン価格ともいう。
メーカーが、新商品発売時にオープンプライスと宣言する。
それから流通の各段階で、つまり、メーカーは販売する問屋や小売店に、問屋は小売店に、小売店は生活者に向けて、それぞれ価格を決めて販売する。
それぞれの段階の業者に価格決定権があるために、自社の利益を適切に確保したり、競争的な視点から価格を調節したりと、各社の価格に関する権限、裁量が大きくなるというメリットがある。
一方、生活者側からみると、新製品発売時には価格がわからない、また、購入時には基準となる価格がないために適切な価格なのか判断に迷う、ということが起きる。
オープンプライスが広まったのは1990年以降であるが、それ以前からある価格設定には、メーカー側で小売段階での価格を決めるメーカー希望小売価格や標準価格など、建値制と呼ばれる方法がある。
しかし、この建値制の元で起きた、量販店チャネルのパワーの高まり、店頭価格と希望小売価格の隔たりによる希望小売価格自体の形骸化、メーカーのリベートや販促費の高騰などの現実的な問題から、オープンプライスへの移行が始まる。
当初は、家電品が中心であったが、食品、日用雑貨などのジャンルにも広がっている。
オープン価格ともいう。
メーカーが、新商品発売時にオープンプライスと宣言する。
それから流通の各段階で、つまり、メーカーは販売する問屋や小売店に、問屋は小売店に、小売店は生活者に向けて、それぞれ価格を決めて販売する。
それぞれの段階の業者に価格決定権があるために、自社の利益を適切に確保したり、競争的な視点から価格を調節したりと、各社の価格に関する権限、裁量が大きくなるというメリットがある。
一方、生活者側からみると、新製品発売時には価格がわからない、また、購入時には基準となる価格がないために適切な価格なのか判断に迷う、ということが起きる。
オープンプライスが広まったのは1990年以降であるが、それ以前からある価格設定には、メーカー側で小売段階での価格を決めるメーカー希望小売価格や標準価格など、建値制と呼ばれる方法がある。
しかし、この建値制の元で起きた、量販店チャネルのパワーの高まり、店頭価格と希望小売価格の隔たりによる希望小売価格自体の形骸化、メーカーのリベートや販促費の高騰などの現実的な問題から、オープンプライスへの移行が始まる。
当初は、家電品が中心であったが、食品、日用雑貨などのジャンルにも広がっている。
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投稿者:hagiri 投稿日:2007年9月5日(水) 閲覧回数:1365