検索

高度な検索
オンライン状況
2 人のユーザが現在オンラインです。 (2 人のユーザが WordPress を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 2

もっと...
カウンター
今日 : 119
昨日 : 117
総計 : 869152

<< 『もう、国には頼らない。経営力が社会を変える!』渡邉美樹著を読む
『説得できるプレゼンの鉄則PowerPoint上級極意編−勝負をかけるプレゼン資料はこう作る』山崎紅著を読む >>

2008年2月12日(火曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える62−なぜ、分単位で作業計画を立てるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時34分07秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、分単位で作業計画を立てるのか?

より、集中力を高め、多くの仕事をこなすためである。

<見方>
ありがたいことだが、仕事が5つも6つも重なることがある。それが、企画やデザイン、データ入力など異なった内容であれば、だれかに手伝ってもらえばそれですむ。しかし、自分で書かないといけない企画を5つも6つも抱えると、そうはいかない。そうすると、綿密な計画が必要になる。

といっても、計画を立てるのにも、いくつかの前提があったり、いろいろな配慮が要る。企画作業のうち、アイデアを出したり、内容をどう組み立てるかを考える作業において、特に集中力が必要である。こんな作業は、よほど調子がよいときでも、1日に5、6時間ぐらいしか持続できない。ただ、これは、調子がよいときだから、3、4時間を基本として考える。これが、メインストリームである。

次にサブストリーム。それほど集中力がなくてもできる作業である。私は、最初にテキストベースで考えていくアウトライン発想法を使用することが多いのだが、これをプレゼンテーションソフトに落としたり、最終的なツメを行っている作業が、これに当たる。

企画作業を、大きくは、この2つのストリームでとらえる。メインストリームは、集中力が持続できる午前中、サブストリームは集中力がとぎれる午後にする。忙しければ、メインストリームは早朝からになる。打ち合わせは、極力午後、それも眠気におそわれがちな14:00ぐらいを中心に調整する。

それから、このストリームの中で、作業時間を割り振る。例えば、アイデアを出す場合には、3時間のうち、A分野に1時間、B分野に2時間、そして、AB両分野のまとめで1時間という具合である。この時間内に、アイデアを全部出す、出ないアイデアはないと考える。関係のない時間、場所で生まれたアイデアは、あとでつけ足せばよいとする。そういうふうに、作業時間を割り振る。

企画書を仕上げていく時間も、何枚だから1枚あたり何分にしてと計算する。多少余裕を見て、最後に全体を数回見直す時間を確保するようにする。

このように綿密に時間を割り振ると、クオリティを落とさずに、5つ、6つぐらいは一度にこなせる。このときのミソは、午前中に2つの案件のアイデアを出し、午後には昨日出したアイデアを企画書にしていく、というふうに組み合わせることである。1企画をずっとやるのではなく、優先順位を決めて、うまく組み合わせながらやる。そうすると、関係ない企画同士が共振することもある。優先順位の決め方は、タイムリミットが同じなら、私の場合、簡単なものからやってしまう。残りの案件数が少ないほうが、気がラクになるからだ。

あるクリエイターは、デザイン作業を5分単位で計画する、ということを言っていた。そのぐらいの濃密な計画を立て、仕事をしていると能力がアップするのに違いない。


企画書・提案書作成代行サービス

入札企画書・入札提案書作成サービス

パワポチラシ・DM作成サービス

<< 『もう、国には頼らない。経営力が社会を変える!』渡邉美樹著を読む
『説得できるプレゼンの鉄則PowerPoint上級極意編−勝負をかけるプレゼン資料はこう作る』山崎紅著を読む >>

29 queries. 0.037 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress

代表ハギリのBlog
Blogカテゴリー
Blogアーカイブ
Blog検索