企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える16−なぜ、民主党の小沢一郎は連立内閣を志向したのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。
あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。
そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。
なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、民主党の小沢一郎は連立内閣を志向したのか?
実践のみが、自らの力を鍛えると小沢は考えているからである。
<見方>
ここのところの驚きの自民党、民主党の連立政権騒ぎと小沢辞意問題である。
ニュースを見ている限り、民主党内において、小沢は連立政権に意欲をもち、ほかの幹部がこぞって反対という様相である。
政治的なこと云々はわからないが、企画マンの立場から、この問題を考えてみよう。
当たり前だが、企画は、実現するために作られる。
企画は、実践することでしか、そのよしあしはわからない。
実践することで、問題や課題がでてきて、次の企画に生かされる。
企画とは、調査、評価なども含むこともあるが、メインストリームとしては企画→実践→企画→実践のエンドレスのサイクルの中でのみ生きてくる。
しかし、例えば、私が若い頃プランナーとして勤めていた代理店では、上場企業だけを相手にしてビッグな仕事ばかりをねらっていたから、コンペティターが多く、内容面での難易度が高く、従って私のレベルの企画では、なかなか採用されず、企画が実現しないのである。
それは、私がそういうポジションにいたこともあるのだか、そうすると、いくら企画を立てようが、結果として実力が伸びないということになる。
これは、仕事が取れることから感じた、私の大きな悩みだった。
ただ、この代理店は、上場企業しか相手にしないと決めているのだから、大きな仕事しかないのは仕方がない。
(今は中小企業の仕事も多く手がけるが、それはそれでいろいろあるが・・・)
大きな仕事をねらって大きな企画を立てることは、とても貴重な経験になるが、大きな仕事をねらった結果、企画が実現しないなら、小さな仕事をねらってたくさん実践するほうがはるかにましである。
実践することでしか、企画のよしあしはわからず、自分の能力を高めることができないのだから。
ということで、自民党、民主党の連立政権騒ぎに戻って、小沢の立場を尊重するとしたら、どうなるか?
政権を運営する能力は、実際に政治を行うことでしか養えないのである。
長く実践してきた小沢は強く思っているのではないか。
それにもかかわらず、政権を離れてから時間が経ち過ぎている。
単独政権という大きな目的をねらうよりも、まず、今できる連立政権において民主党の実践能力を高めるのである。
そうすれば、将来、与党になったときに、その能力が活用できる。
検索エンジンのグーグルは、ヤフーの一部の機能でしかない検索エンジンとして採用され、その実力を伸ばし、今やアメリカではヤフーを大きく追い越してしまったではないか。
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