『団塊世代の戦後史』三浦展著を読む
世代としても、マーケットとしても、
巨大である団塊世代について、
総括した本。
いろいろな視点からあちこちに書いた
団塊世代についての文章をまとめたのかな。
団塊世代とは何かから始まり、
おおよそラーフステージごと、
つまり、若者時代、
ニューファミリー、
マイホーム、
定年後にわけて現象が説明され、
最後には、
団塊世代がなすべきことまで、
語られている。
基本的には
「量が質に転化する」ということ、
すなわち、比率としては少なくても、
圧倒的なボリュームで、
目立ってしまうという点が強調されている。
本全体としてのニュアンスだが、
著者は、この世代が好きではないようだ。
最後の団塊世代がなすべきことにおいて、
それが明確に表れる。
しかし、その提案において、
団塊世代は定年後に起業せよ、
という話は興味深い。
★4つ ★★★★☆
ツイート |
『とにかくすぐやる人の考え方・仕事のやり方−アイデアだけでは終わらせない「実行力」が誰でも身につく!』豊田圭一著を読む >>
29 queries. 0.037 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress