企画・企画書用語集37−ターゲット
この企画・企画書用語集は、
企画・企画書に関係する用語を、筆者が任意にピックアップして解説していきます。
筆者の経験と知識による解釈です。
日本語表記の正確さ、言葉の言い回しのうまさについては、自信ありません。
間違いなどありましたら、ご指摘ください。
ただ、言いたいことは説明しているつもりです。
●ターゲット
ターゲットとは、自社商品やサービスの購入者、利用者、対象者のこと。
消費財の場合では、ターゲットが購入者と利用者で異なることも多い。
例えば、紙オムツや幼児向けおもちゃ、ビールなどである。
市場志向のマーケティングにおいて、だれに商品やサービスを提供するか、つまり、ターゲット設定は必須の作業である。
だれが、どんな理由で、どんなふうに購入、使用するかを具体的に描くことで、マーケティング計画の現実性や具体性が出てくる。
そして、その深い洞察が、ビジネスを成功に導く要因となる。
ターゲットの設定には、既にある商品から対象とする層を決めていく場合と、対象とする層を決めてから商品開発を行うパターンがある。
広告プロモーションでは、ターゲット層の中で象徴的な人を選び、イメージターゲットとして出演してもらい共感をさそう。
ターゲットは、英語ではtarget、意味は標的である。
関係性マーケティングの視点からは、「ターゲット」という言い方そのものが継続的な関係性を表さず、「クライアント」や「ゲスト」という言い方のほうがふさわしいという意見もある。
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