『いまどきの「常識」』香山リカ著を読む
この本でいう「常識」とは、
ちょっとしたことかもしれない。
でも、ちょっと立ち止まって、
「もう少しきちんと考えてみない?」
「そうするともっと大切なことが見えてくるかもしれないよ」
著者は、そう読者にさりげなく問い掛ける、
この本は、そういう本だと思う。
この本で扱われる「常識」とは、
人をバカとよぶこと、
かわいそうなのは自分であるということ、
お金を儲けることがよいことであること、
現実がそうなんだからから始めること、
国を愛するということ、などなどである。
これらは、
人や社会や経済や政治やマスコミの動きの中で、
いろいろ意味づけられ、
その意味が、微妙に変わっていく。
それらは、
メディアに現れた文章や対談などの中にも現れるが、
著者は、だれが、どのように、
書いたり、語ったりしているのかを洗い出しながら、
それがどんな意味をもつのか、
どう意識の変化が起こっているのかを
追いかけていく。
そうした中で、
本当に大切なことが見失われたり、
何が大切なのかのさえも気付かない、
ましてや考えようともしない、
ということが、いろいろと起こっているのが問題なんである。
だから、「もう少しきちんと考えてみない?」
と著者は言うのである。
#読書時間 2時間
★4つ ★★★★☆
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