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2006年4月22日(土曜日)

『トコトンやさしいCRMの本』藤田健一監修、ニューズウォッチ情報分析事業部著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時24分30秒

CRMについての説明をするとき、この本にでてくる
彼女をデートに誘う話が一番的確であろうか?

つまり、余計なコトは言わないほうがいいし、
彼女が頼んでおいたコトをキチンとしてあげるコトが大切であり、
そうすると、彼女がデートに気持ちよくきてくれるというわけである。

これは、当たり前のことであるが、
この当たり前のことが難しい。

企業が持つCRMとは、基本的には顧客情報であるが、
これは、本人以上にその本人のことを
知ることができるシステムである。

例えば、百貨店で持っているCRMは、
顧客の名前、年齢、生年月日、職業などの基本情報のほか、
その顧客が過去に購入したモノをリスト化することができる。

この購入リストなどは、ある一定期間が過ぎれば、
本人でさえも忘れてしまうものだろう。

ところが、その購入リストは、あるマーケッターから見れば、
その人の購買行動のパターンや嗜好、パーソナリティーなどを
読み取ることができるとても貴重な情報になる。

それを元に、リコメンドすべき商品などを決めて、
DMなどのプロモーションで紹介するというわけである。

このときに大切なことは、顧客にとって、
気に入るモノをリコメンドされることであって、
あなたのコトをいろいろ知っていることを言われることではない、
ということである。

こうやって、あなたにあったものを提供することで、
顧客の自社へのロイヤリティを高めて、
長期的な関係を築く、つまり顧客シェアを高めていくことになる。

これがCRMの基本であり、この本ではわかりやすく書いてある。

その他、CRM作成法、メールマーケティング、
コールセンターなどのCRM活用法の内容が、
2時間でわかってしまう本である。

右ページの説明を左ページの半分でイラスト図で説明している。

概念としては、経験経済や
ワンツーワンマーケティングなどもでてくるが、
CRMはリレーションシップマーケティングを実現する
優れた基本システムであることを理解することができる。

CRMは、マーケティングにとって、
ますます重要性が高まっていくだろう。

ちなみに、私にとってのCRMは、
メーラーのアドレス帳である。

それなりの規模の企業であれば、
それなりのシステムの構築は必要であるが、
CRMは個人のツールとして考えてもよい。

その場合、身近なツールを使って実現できる。

★4つ ★★★★☆


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