光ファイバーの加入者が伸びない訳
NTTをはじめとする光ファイバーの加入者数が、
予定よりも、かなり少ないようです。
これは、単純に考えれば、
ADSLで満足しているユーザーが、
例え、数倍〜数十倍回線が速くなっても、
費用的に、1.5倍とか2倍かかるのであれば、
ADSLから移行するメリットはない、
という判断をしているということでしょう。
私もそのうちの1人であるわけですが。
ここで、こういった回線を提供する側の、
インターネットへの認識が多少ずれているのではないか、
と思われなくもありません。
この大容量、高速回線の使用方法として想定されているのが、
ストリーミングや対戦ゲームなど大量なデータを必要とする、
いわゆるリッチコンテンツだからです。
これらのリッチコンテンツならば、
こういった光ファイバーが必要なのは間違いではないのですが、
それが今までのテレビの使い方の延長線上で考えているのであれば、
それはインターネット的ではないといえるでしょう。
インターネットと従来メディアの違いは、
そのコミュニケーション性にあり、
大容量、高速回線の使用方法が、
その前提に立って考えられない限り
リッチコンテンツだけでは魅力も薄い、
といえるのではないでしょうか?
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