変化に対応するビジネスの企画書・提案書、作成代行いたします
ビジネスの流れの中で、小さな動きだったものが、やがて大きくなって、業界やビジネスの構造、システムが大きく変わってしまうことも多いものです。
事例としてはいろいろありますが、最近のレンタカーなどは、大きく変わっている業界でしょう。
格安レンタカーが登場し、貸し出す場所が変わっています。自動車メーカーの系列会社ではなく、今までなかった独立系の会社の勢いが増しています。ニコニコレンタカーやワンズレンタカー、イツモレンタカー、アイレンタカーなどです。
格安レンタカーは、例えば12時間2000円代と激安で借りられますが、これほど安く提供できるのは、取得原価が安い中古車を仕入れてレンタカーにしているからです。そもそも、新車だって1回乗ってしまえば中古車になってしまうのですから、新車にこだわって仕入れる必要などなく、質のよい中古車であれば、レンタカーとして十分使えるということです。
そして、貸し出す営業所が変わっています。従来のレンタカー専門の店舗ではなく、ガソリンスタンドや自動車修理工場であり、サブビジネスや副業として展開されているというのが特徴です。
ガソリンスタンドや自動車修理工場にしてみれば、レンタカーを貸し出すことで、レンタカー代という副収入のほか、新規顧客の獲得にもつながります。
その上、ガソリンスタンドなら本来の業務であるガソリンを売ることができます。自動車修理工場なら、貸し出したレンタカーをお客様が気入れば、そのまま売ってしまうこともでき、車検や修理の見込み客にすることができるわけです。
格安レンタカーはFCシステムをとっていて、提供価格が安いために、加盟店にとっては利益が薄いものですが、既存の店舗をそのまま活用でき、本業との相乗効果を上げられるしくみとして機能するので、急速に拡大しているのです。
格安レンタカーは、生活者のクルマ離れを背景にして、中古車の1つの流通方法として、クルマ業界全体を巻き込みながら、うまく機能し始めているといってよいでしょう。
こういった流れの変化の中で、既存レンタカー会社だけでなく、ガソリンスタンド、自動車修理工場などクルマ関連業者は、どう対応していくかを考え、実行していかなくてはいけません。流れにのるのか、新しいしくみを考えるのか、既存の領域を強化し勝負していくのか。
大きく流れが変わるときに、採るべき戦略や戦術を間違えれば、あっという間に、客離れがおき、危機に陥ってしまいます。そうならないためには、的確に状況を見抜き、自社の強みを活かしながら、戦略を練り、やるべきことを実行するだけです。それは、レンタカー業界にかぎらず、どんな業界、ビジネスでもいえることでしょう。
私どもでは、変化に対応するビジネスのお手伝いをいたします。新規事業立ち上げのための事業企画、変化に対応するビジネスの営業企画、販売拡大のための販促企画などについて、企画面でサポートしてほしい、企画書・提案書を作成代行してほしいなどがありましたら、ご相談ください。
ツイート |
カスタマイズできる企画書・提案書、作成代行いたします >>
29 queries. 0.031 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress