プロジェクターの価格が下がり、機能的には、明るさが増したり、立ち上がりが早くなったり、そして、小型軽量化が進みました。高機能、低価格、小型のプロジェクターがでてきたことでプロジェクターを使用したプレゼンテーションもやりやすくなってきました。
価格的には、社内プレゼンで使いたいけど、会社のプロジェクターはだれかがいつも使っていて使えないので、自分で買ってしまうこともできる価格です。そして、自分で買うと、プレゼンだけでなく、自宅で映画やコンサートのDVDを大画面で観たりすることもできるので、楽しみも広がるというわけです。小型軽量なプロジェクターなら、会社と自宅間の持ち運びも簡単ということですね。
個人用途はともかく、ビジネスでのプロジェクタープレゼンは、紙とは一味違ったプレゼンテーションが可能です。紙のプレゼン資料だと、みんな下を向くことになりますが、プロジェクターなら前を向くことになります。文字通り、前向きなミーティングが可能になります。プレゼンターにとっては、参加者と視線を交わしながらのプレゼンができるということです。
たくさんの文字が書いてある紙のプレゼン資料だと、どこに注目したらいいかわからなくなることもありますが、プロジェクターなら、プレゼンターが指示できるので、迷うことも少なくなります。プレゼンターのペースでプレゼンテーションを進めることができるということです。紙の資料だと、人によっては、自分で勝手にどんどん先のページに行ってしまうこともありますから。
紙の資料を用意しなくてもよいというメリットもあります。両方用意するほうが親切ですが、急にミーティングをしなければいけないときや、手間がかかる大量のプレゼン資料のプリント、製本が必要な参加者が多いミーティングのときでも、紙の資料がなくてもプレゼンテーションが可能になります。
雰囲気が違うというのもあります。プロジェクターを使用したプレゼンテーションは、本格的、正式な演出になります。ここぞというときに使えば、プレゼンテーションの効果もアップします。