ここ10年ぐらいの企画書は、図解企画書が全盛です。企画内容を立体的に表現しつつ、イメージを使用してわかりやすく説明すること。書いてある内容をビジュアル的に説明したり、インパクトをもたせるため、アクセントとして、画像をうまく使いこなすことが求められます。
パワーポイントに入っている画像は、外国人の被写体が多く、必ずしも日本向けの画像にはなっていませんが、企画書での画像の使用は補足的ですから、なんとなくイメージに合っていれば、なんとかなるケースが多いものです。
しかし、スライドプレゼンでは、企画書以上にイメージをメインに使用するので、画像の選択がよりシビアになります。それプラス、効果音とBGMという2つの音が必要になってきます。音があるのとないのでは、訴求力がぜんぜん違います。
パワーポイントに入っている素材は、画像はまだしも、いかんせん音が少ない。インターネット上に、そういった素材はいっぱいありますが、著作権、肖像権の問題があります。自分だけで遊んでる分には構いませんが、公開するものに使うわけにはいきません。
有料素材を提供しているサイトから購入する手はあります。しかし、企画書、プレゼン資料作りにどこまでお金を使うかということになります。
あと、リンクしたり、クレジットを入れることによって使用できる無料素材を提供しているサイトもあります。ただ、提供者によってルールが異なるので、気を使います。
そこで検討したいのが、プレゼンテーション素材ソフト。使用できる範囲などルールはいろいろあるのですが、基本的には「著作権フリー」といって、個人利用、商用利用に限らず、リンクやクレジットをいれる必要もなく、著作物作成については、自由に使えるものです。
企画書作り、スライドプレゼン作りにおいて、いくつか持っておきたいものです。