文字は、基本的には下のほうに向かっているからです。
だから、1文字書いたら文字の下のほうで、
鉛筆は止まることになります。
パソコンなどで、文字を書くときは、
文字の下で終わることは関係ないので、
この書くことのスムースさとは無縁です。
逆にパソコンでは、
横書きでないと、スムースに書けないでしょう。
それは、ほとんどのソフト、ドキュメントが
横書きであることや、
フォントが基本的には横対応だからだと思います。
あと、横書きしかない英数字を多用することが
今は多くなったということもあるでしょう。
そして、そのパソコンで文章を書くことが
私なら文章を書く作業のうち、
95%以上?くらいになっていると思います。
なんで、こんなことを書いているのかというと、
最近、横書きであることに違和感を感じることがなくなった、
ということに気付いたのです。
20年前くらい前には、
確かに、横書きの本を読むことに、
読みずらいというような
違和感があったのです。
それは、今では、まずなくなり、
本などを読んでも、
この場合は横書きのほうがいいのではないか、
ということを思っているのです。
「日本語は基本的には縦書きである」と
まだ私は思っているものの、
日本語は横書きのほうが自然と感じるようになるのも、
そう遠い未来ではないのかもしれません。
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