変えた理由は「なんとなく」なのだが、
「変えること」「変わること」が好きであるという
私の性癖もあるかもしれない。
そして、何回か「である調」で書いてみて、
「ですます調」と「である調」で書いている感覚は、
やはりだいぶ違うものがある、ということに気付いた。
しかし、実を言うと「である調」で書いていても、
センテンスによっては「・・・です」と書きたくなることがある。
文章の表記において「どちらかに統一せよ」と
いつからかいわれてきたが、
実際の自分の感覚をもっと重視するなら、
それらを混合することもあり得るのではなかろうか?
それは「ですます調」か「である調」で統一された文章よりも、
むしろ混合するほうが、自分の今の感覚を表現でき、
ある意味ブログ的である、と思ったからである。
ただ、それは、ひたすら自由に書ける個人的な日記であれば、
という条件がつくだろう。
では、ビジネスブログの場合は、どうなのか?
私が、なぜ「ですます調」だったかというと、
「である調」で書いた自分の文章が、
自分で読んでいてとても傲慢に感じたからだ。
もっと「読む人に優しく」「人に丁寧に」という思いから、
「ですます調」に変えたのである。
それが、5年前ぐらいだが、
それ以来、ほとんど「ですます調」で書いてきた。
そして、「なんとなく」「である調」に変えてみて思ったのは、
書くことの強さが違うことである。
自分で書くことは、自分にはねかえってくる。
「である調」は強く自分にはね返り、
「ですます調」は、優しくはね返ってくる。
例えば、ボールを壁に強く投げると、強く返ってくる。
キャッチボールで相手に強いボールを投げると、
相手からは強いボールが返ってくる。
人に強い言葉を投げると、強い言葉が返ってくる。
それらと同じことだ。
ビジネスにおいては、やはり「強さ」が必要なのである。
ということで、ビジネスブログにおいては、
「である調」が基本であろう。
今、「ですます調」と「である調」のこの違いを
とても気持ちよく感じている。
ちなみに、本は「ですます調」で書いたが、
「である調」で書いたら、
もっと違ったものになったであろうか?
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