トニー・ブザンが提唱したマインドマップが、着実に浸透しているようです。ソフトは無料、有料問わず、たくさんありますし、関連書籍は何冊も出版されています。ビジネスマンが個人的に使用しているほか、マイクロソフト、コカコーラ、フォード、日本サッカー協会などは、企業あげてマインドマップを使っているようです。
マインドマップには、以下のようなメリットがあります。
・全体をイメージできる
中心にテーマをまとめ、中心から枝葉のようにキーワードや短い言葉でつなげていくので、全体的なイメージがわきやすくなります。
・整理できる
中心にテーマを書けば、あとは思いついたところから気楽に書いていけるので、頭の中を整理できます。1枚なので、モレやダブリもチェックしやすくなります。
・記憶に残りやすい
文字のほか、イラストや画像、色を使用するので、印象に残りやすくなります。
・アイデアが浮かぶ
1つの言葉から違う言葉へ連想していったり、全体を見渡すことでニッチな視点がみつかり、アイデアが浮かびやすくなります。
・判断する
重要度を比較したり、優先順位をつけるので、判断しやすくなります。
・企画書を書くための活用できる
企画書をまとめていくときに大切なのは、全体をどうとらえるかです。企画書の前作業として、マインドマップを使うことができます。
マインドマップは、イメージ的にとらえる右脳と、言葉で論理的に考える左脳をマッチさせた表現手法です。人間の頭に合っているのかもしれません。
注意点としては、マインドマップは必ずしも万能ではないということでしょう。内容により、表現手法としてマインドマップより適している方法があります。たとえば、細かく比較するなら表、マトリックス形式のほうがよいでしょうし、作業プロセスなど時系列的に説明するならチャートといった書き方のほうが適している場合もあります。
マインドマップソフトには、無料ソフトのほか、ブラウザ上でできるソフトもあります。まずは無料ソフトで試してみることができます。
★フリーのマインドマップソフト
Freemind 活用クラブ
http://www.freemind-club.com/
[EasyStep]図解マップの無料オンラインツール
http://www.easystep.jp/
MindMeister オンライン思考マップ作成とブレインストーミング -
http://www.mindmeister.com/ja/
XMind - Mind Mapping and Storming(英語サイト)
http://www.xmind.net/
Mindomo - Mind Mapping and Brainstorming Software (英語サイト)
http://www.mindomo.com/
MAPMYself (Mapul)- Free online mind mapping software (英語サイト)
http://www.mapul.com/
★有料のマインドマップソフト
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