以前にも、XOOPSは少し紹介しましたが、
最近XOOPSにブログのモジュールを組み込めることを知り、
今回は実際にサイトを構築するレベルまでいじってみました。
XOOPSを使うことで、ユーザーごとにアカウントを発行する、
コミュニティタイプのサイトを作成することができます。
作成したURLがいかにもなのは、
テストサイト、デモサイトにとどめるつもりだったからなのですが、
いじっていると思っていた以上にすばらしいので、
実際にビジネスで使えるレベルにまで作り込んでしまいました。
サイトの説明などを読んで、
ご興味のある方は、ご登録してみてください。
「がんばろう!中小企業」
http://r-m.upper.jp/xoops/
「がんばろう!中小企業」サイトの特徴は、
特に、中小企業のアピールに使ってもらおうという趣旨から、
ユーザーが情報発信できる権限をかなり与えているところです。
特に「プレゼンテーション」コンテンツは、
ブログのモジュールを組み込み、
このサイトの中でブログのように情報発信したり、
コメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能を
使うことができるようになっています。
ほかには、中小企業がニュースリリースを発信できたり、
自社サイトの登録、経営相談が可能なコンテンツなど、
登録ユーザーが参加できるコンテンツを基本に構成してあります。
バックエンドでは、
バックアップやカウンターのシステムが動いていたり、
今回使わなかった機能の中には、
FAQやダウンロード、RSS取り込みシステムなどがあり、
他にもオプションでさまざまなモジュールが提供されており、
XOOPSは、ほんとうに多機能になっています。
これが、オープンソースライセンスで、
「がんばろう!中小企業」ぐらいのサイトが、
他の仕事をやりながら、あいている時間を使い、
1週間ぐらいでできてしまうのですからすごいです。
これを1から全部オリジナルで作成しようとすれば、
少なくとも半年はかかるのではないでしょうか。
設計も含めると半年では足りないかもしれません。
XOOPSの場合、
どの機能を使い(モジュール管理)、
その機能をどのようにコンテンツとして使うか(ブロック管理)
そして、登録ユーザーやゲストユーザーというユーザーレベルに応じて、
どのコンテンツを使えるようにするか(グループ管理)
の設定が基本になっています。
この全体的な構造の中で
この3つの管理がどのように結びついているかを理解すると、
XOOPSを操作できるようになります。
XOOPSの情報は、
公式サイト http://jp.xoops.org/ にあり、
この中の「リンク集」→「XOOPSで動いているサイト」では
500ほどのXOOPSサイトがリンクされているので、
XOOPSを使用することで、
どのようなサイトを実際にできるかを見ることができます。
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