実際、思いもしない場所で、
なんで、この方がここにいるのか、
ということに遭遇することが何回もあったりする。
それはともかく、定着率が低い会社だと、
ある人に聞きたいことがあって探してみても、
「あ、もう退職しました」ということも多い。
人にもよるが、最近までいたのに、
もう連絡がつかない、どこにいるのかわからない、
といったことも起こる。
仕事上どうしても、なんとしても連絡をつけないといけない、
ということも少ないので、それほど支障があるわけではない。
でも、いろいろな仕事を大変な思いをしてやったり、
問題だらけの仕事を一緒にやったりした人は、
何かのきっかけで「あの人どうしたのかな・・・」なんて、
思い出したりするものだ。
また、ある仕事が持ち上がってきたときに、
この仕事はあの人に向いている、と思い出すこともある。
と思っても、もうその人はいないし、
連絡もつかなかったりする。
よほどの強いつながりがあれば、
会社をやめたあとも関係はなくならないのであろうが、
そこまでのつながりを保てるのは、ごく少数である。
これは、しかし、もったいないことである。
せっかく出会って、一緒に一度でも仕事をしたことがある人は、
自分にとって貴重な存在である。
そんなことを想定していたわけでなかったのだが、
mixiやGREEなどのSNSを使って、そういった関係を保つことができる。
知り合ったときに誘って、友達として登録しておくと、
会社をやめても、その会社の人が知らなくても、
私なら連絡を取ることができる。
ネット上でつながっているから。
私の場合、何人もそういう人がいる。
その中には、1回プレゼンに同行しただけとか、
1回打ち合わせをしただけ、という人もいる。
そういう人とは、このSNSでの細いつながりで十分である。
お互いにその程度のつながりがちょうどよい。
だが、何が起こるかわからないのだ。
そういう人と、
あるきっかけや、タイミング、テーマ、
お互いがおかれている状況など、
何が原因かはいろいろであるが、
再びビジネスが始まることがある。
こういう視点からみても、
SNSはおもしろくて、
とても重要な使えるツールとなっているのである。
SNSができる前に、誘っておきたかった人が大勢いる。
ただ、SNSでつながっていても、
連絡が取れない人は確実にいる。
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